みなさん!おはこんばんちわ!
クロスを貼る!
で、連想してみて下さい。
どんなところに貼りますか?
そう。
【壁】に貼りますよね?
では、その壁はどんな素材ですか?
そう。
大体がボード下地に貼りますよね!?
でも、すべての住宅の壁がボードで作られているのかというと違います。
今回はコンクリート壁にクロスを施工する方法を一挙大公開!!!!
プラス+++コンクリート壁は結露が出てカビが発生しやすい!!
その対処法などもすべて公開しちゃいます!
コンクリート壁への施工方法
1.マスキングテープ等で養生をし、全面に下地用のシーラー(シーアップ)を塗ります。
2.シーラーが乾燥したら、段差や、凸凹のある部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁の段差等を埋めていきます。
3.パテが完全に乾いたら、サンドペーパーで表面をなだらかにします。
4.さらにもう一度パテを塗っていきます。
5.パテが乾燥したらサンドペーパーを使ってなだらかにしていきます。ここで、まだ壁に段差や凹凸がある場合、パテを塗り、乾燥したらサンドペーパーでなだらかにするを繰り返します。
6.平滑な面になったらパテの粉を取り除き、壁紙を貼ります。
コンクリートは結露になりやすい
RC(鉄筋コンクリート造)のマンションで、コンクリートに直接壁紙が貼られていると結露になりやすくなります。
外部と断熱されていないコンクリートが直接部屋の壁になっている為です。
結露になると
・剥がれやすくなる
・湿気でカビが生えやすくなる
といったデメリットが出てきます。
その解消方法をご紹介します。
1.機能性壁紙を選ぶ
クロスは種類が多く、一般的に見ればどれも同じように見えてしまうかもしれません。
でも、クロスの中にはカビ対策に有効な吸放湿機能を持つ壁紙や、通気性機能を持った壁紙があります。
賃貸物件などで多く使われている量産品クロスと比べると、値段は高くなりますが、先のことを考えたときは1グレード上の機能性壁紙を選ぶことをオススメします。
①吸放湿壁紙
親水性高分子ポリマー(おむつ等にも使われている素材です)の働きにより、湿気を吸収して結露を緩和し、乾燥時には水分を放出するという調湿機能を備えています。
静電気が発生しにくく、ホコリや汚れがつきにくいという特徴もあります。
②通気性壁紙
通気性壁紙は、壁紙自体が透湿性の高い構造になっており、室内の空気が壁紙を通り抜ける仕組みになっています。
部屋の湿気を壁を通して排出することで結露を防止することができます。
※吸放湿壁紙、通気性壁紙はカビの発生をゼロにするものではありません。あくまで他の壁紙と比べたときに、カビの発生を抑えることができるので、カビの発生しやすい環境でオススメできる壁紙となります。
2.下地を作り断熱材を入れる
コンクリート壁に結露がでる理由は『温度差』を生んでしまうからです。
それを解消する為、胴縁を使い下地を組み、コンクリートとの間に隙間を作るという方法があります。
胴縁とはこのようなものです↓↓↓↓
隙間を作り、その間に断熱材を入れることによって温度差を解消することができますので結露がなくなるという理屈です。
胴縁を組み、断熱材を入れ、その上からプラスターボードで壁を作るといった流れです。
カビなどはかなり解消されるはずです。
ですが、デメリットもあります。
コンクリートの壁に胴縁を組み、プラスターボードを貼るので、どうしても部屋が狭くなってしまいます。
ただ、カビのひどい部屋は人体の健康被害にも影響してしまうのでしっかりと対策をした方が良いです。